ひろしまアニメーションシーズン2022

JOURNAL ジャーナル

2022.06.30 AIR活動報告 公式レポート

是恒さくら:街かどアニメーション教室「みんなでつくる川のまち」を開催します!

H-AIR招へい作家による街かどアニメーション教室では市民の皆さんと一緒にアニメーションを制作します。
制作したアニメーションは「ひろしまアニメーションシーズン2022」の期間中のうちの日程のオープニングムービーとして上映されます。
この度、アニメーション制作にあたり参加者を募集いたします。

是恒さくら:街かどアニメーション教室「みんなでつくる川のまち」
with minagarten

山と海の間の平地に、清らかな川が流れる広島市佐伯区。

皆賀の新たなコミュニティ施設「minagarten(ミナガルテン)」を会場に、みんなが暮らす美しい「川のまち」の物語を伝えるアニメーションを作ります。

川と人の生活の歴史や、瀬戸内海の風景の成り立ち、水辺と水中に住むさまざまな生き物たち。みんなのまちを流れる川のことを知りながら、さまざまな素材を使って思い思いの「川の生き物」「川のまち」「川に続く海と島」の造形作品を作ります。できあがった造形作品は、写真でコマ撮りをして、みんなのアニメーション作品にします。完成したアニメーション作品は、「ひろしまアニメーションシーズン2022」(2022年8月17日〜21日)にて上映します。

日時:
①2022年7月9日(土)11:00-17:00(お昼休憩あり)【終了いたしました】
②2022年7月24日(日)13:30-17:00【申込受付を終了いたしました】
③2022年7月25日(月)13:30-17:00【現在キャンセル待ちでのご案内となっております】 
※1回ごとに参加者を募集します。連続でも、1回だけでも参加いただけます。

場所:minagarten 3F(広島県広島市佐伯区皆賀3丁目8-11)
講師:是恒さくら(ひろしまアニメーションシーズン2022「H-AIR ひろしまアーティスト・イン・レジデンス」招へいアーティスト)
参加費:無料
対象:子どもから大人まで(小学生以下1名につき保護者1名の同伴をお願いします)
定員:各回5〜6名程度
申込みはこちら

◉当日は、動きやすく、汚れてもよい服装でご参加ください。
◉当日は、記録のため参加者および街かどアニメーション教室作品の写真撮影、映像記録をおこないます。撮影した写真・映像はレジデンス作家の制作作品および本事業の告知等に使用させていただく可能性がございますこと、ご了承ください。
◉街かどアニメーション教室について、主催側は細心の注意を払い実施いたします。内容は概要をよくご確認ください(①は外の散策、①②③各回の内容によって貝や木材、はさみを使用した工作がございます)。
◉会場には冷房施設がございません。当日は窓を開け、大型の扇風機を稼働しております。水分補給は絶対に必要ですので、かならず飲物をご持参ください。冷却剤の持参、また虫除け・虫刺され予防もおすすめします。
◉万が一、参加中に事故等が起こった場合、その責任は、主催側の責に帰すべき事由により生じたものを除き、一切負いかねます。参加にあたっての保険加入を必要と感じられる場合、参加者自身にて任意で行ってください。

①のみ、「第1部」で八幡川周辺と干潮時の砂地を散策します。
◉動きやすく、汚れてもよい服装でご参加ください。日射しを避ける帽子と歩きやすい靴をご用意ください。
◉水分補給は絶対に必要ですので、かならず水筒などをご持参ください。冷却剤の持参もおすすめします。十分な熱中症対策をお願いいたします。
◉転倒予防のため両手を空けて歩きますので、それぞれが持ち物の工夫をお願いします。またケガ防止のため手袋の着用をおすすめします。ポール、ステッキ等の使用はご遠慮ください。
※実施前日・当日が雨天の場合は、地盤状況を考慮してミナガルテンでのお話会の実施に変更いたします。
※実施当日の気温が摂氏30℃以上を予想される場合は熱中症の危険があるため、ミナガルテンでのお話会の実施に変更いたします。

① 八幡川散策ツアーとお話会&アニメーション教室「みんなの川」
7月9日(土)11:00-12:30/13:30-17:00(お昼休憩を挟みます。昼食は各自ご用意ください。)
第1部(11:00-12:30)散策ツアーとお話会 
 ミナガルテンを出発し、八幡川河口の「みずとりの浜公園」まで散策しながら、八幡川とその流域の歴史を学んだり、川の生き物や水鳥を観察します。
(※前日・当日雨天または当日摂氏30℃以上を予想される場合は散策は中止、ミナガルテンでのお話会となります)

第2部(13:30-17:00)アニメーション・ワークショップ「みんなの川」
 八幡川には、さまざまな水鳥やカニや魚が住んでいます。街中の川をきれいに保ち、生き物にとって住みやすい環境として守るには、ゴミ拾いなど人の活動も欠かせません。川の生き物たちを思い思いに造形して、川にたくさんの生き物たちが集まる様子をアニメーションにします。
 さまざまなプラスチック製品や古い道具などを、水鳥や魚、水辺の生き物に見立てて造形します。

② アニメーション教室「みんなでつくる海と島」

7月24日(日)13:30-17:00

 八幡川の河口から広がる瀬戸内海。歴史を遡ると、何度も干拓や埋め立てが行われ、町や農地を広げながら風景が作り替えられてきました。たくさんの島々は、名前の由来もさまざまです。手でこねてつくったような、丸くかわいい無人島や、ワニや鯨のような形の島もあります。ひとりひとつの「自分だけの島」をつくり、瀬戸内海の風景をアニメーションにしてみましょう。

 瀬戸内海の島々をイメージした苔玉を、広島の海の恵みである牡蠣の殻や、牡蠣養殖に使われる帆立貝などにあしらいます。

特別講師:着能松太郎さん(「庭能花園」代表)

③ アニメーション教室「みんなでつくる川のまち」

7月25日(月)13:30-17:00

 江戸時代、たびたび水害を起こしていた八幡川の流れを変える工事が行われました。皆賀には川の流れを人の手で変えることにより、暮らしやすい街を作り上げてきた歴史があります。みんなの手で川を動かすアニメーションと、思い思いの建物や街並みを作って動かすアニメーションをつくりましょう。

 型紙を組み立てたり、使われなくなった木材を重ねたり色を塗って、にぎやかな街のさまざまな建物を作ります。