ひろしまアニメーションシーズン2022

JOURNAL ジャーナル

2022.09.20 AIR活動報告 公式レポート

【ナタ・メトルーク:マンスリーレポート】2022.8

ナタ・メトルーク

H-AIR Monthly Report: August 2022

短編映画 “Off-Time” 

引き続き背景の作画とアニメーション制作に着手中。シーン#3の完成版とシーン#4の清書したアニメーションがこちらです(ワークインプログレス)

ワークショップ / トーク

城山中学校での街かどアニメーション教室は最終回。「羽ばたく鳥」を描くワークショップにて、生徒たちが作画を終えたので訪問し、全ドローイングをスキャン、清書し、全部を集めて一本の動画にしました。ポストプロダクションではサウンドトラックのミキシングも

音つきのフルバージョン

(8/6には)広島国際会議場で開催されたひろしま国際平和文化祭関連のアーティスト・トークに出演しました。レジデンス作家として自分の作品を上映しつつ、いくつかの中学校の学生作品3本を観て、フィードバックをしました。

「ふれあい教室」も訪ね、自宅学習の子供たちに作品を紹介し、交流もしました。

映画祭「ひろしまアニメーションシーズン」

8月のメインイベントは何といってもひろしまアニメーションシーズン。参加者としての観点から見れば、第一回の映画祭としてとてもよく組織され、成功したのではないかと思います。私の最新作『レギュラー』を大スクリーンで観る機会もありました。アーティスト・トークもしました。

それに加え、H-AIRについてのグループトークにも出演。レジデンスについての説明と、自分たちがやることについても話しました。

映画祭ではすべてのコンペティション上映を観て、何人もの新しい才能を発見しました。一方で、自分の最もお気に入りの作品は、すでに定評ある作家たちのものでした。和田淳監督の『半島の鳥』、矢野ほなみ監督の『骨噛み』、ヴァンサン・パタール(とステファン・オビエ監督の)『パニック・イン・ザ・ヴィレッジ:サマー・ホリデー』です。

サイエンスSARUの『犬王』のライブ上映や、「こどもたちのために」の吹替上映も印象的でした。

期間を通じて、作家たちと良い時間を過ごせました。映画祭のスタッフのハードワークに感謝です!

映画祭がさらに成長し、広島で定期的に会えるようになるといいと思っています。とりあえず私は少し休暇を取って、新作のための新しいアイデアを得て、レジデンスの後半の準備をしたいと考えています。