ひろしまアニメーションシーズン2022

PROGRAMプログラム

環太平洋・アジアコンペティション審査員プログラム

フローランス・ミアイユ『The Crossing』 ゲスト:フローランス・ミアイユ
SCREENING TALK

スケジュール

8/20 Sat. 12:10〜 @大ホール

プログラム概要

環太平洋・アジアコンペティションの審査員として来場するフローランス・ミアイユ。彼女が手掛けた初の長編アニメーション作品『The Crossing』を特別上映。

ゲスト:フローランス・ミアイユ

助成:アンスティチュ・フランセ日本

作品概要

上映作品一覧

The Crossing
フローランス・ミアイユ
フランス、デンマーク、チェコ

略奪された村、逃げ惑う家族、流浪の旅に出た二人の子供...。
キョナとアドリエルは、自分たちを追い詰める者たちから逃れ、安全な国へ向かおうとする。
幻想的かつ現実的な試練を経験することにより、彼らは子供から大人へと成長をし目的地へ辿り着く。

FRANCE. Annecy. 2015. Annecy festival. Painter and film maker Florence Miailhe at her exhibition in the Chateau museum.
フローランス・ミアイユ

1956年生まれ。国立高等装飾芸術学院で彫刻を専攻後、出版物のレイアウト・アーティストとしてキャリアをスタート。ドローイングや彫刻を発表する。 1991年、初の短編映画『Hammam』を監督して以来、アニメーション映画の分野で非常にユニークなスタイルを確立している。 絵の具、パステル、砂などを使って、カメラの前で直接、描画をしている。 彼女の作品は、フランス国内外の様々なフェスティバルで注目されている。そのなかには、2002年にセザール賞(最優秀短編映画賞)を受賞した『Au premier dimanche d'aût』、2006年にカンヌ映画祭特別賞を受賞した『Conte de Quartier』がある。また、2015年第39回アヌシー国際アニメーション映画祭でCristal d'honneur(名誉賞)を受賞した。彼女はゴブラン、ENSAD、ラ・プードリエールなど、様々なアニメーション学校で講師を務めている。監督業と並行し、映像作家としても活動を続けている。 彼女の作品の脚本の多くは、作家のマリー・デプレシャンとの共同作業で書かれたものである。 長編映画『The Crossing』は、2010年にアンジェのプルミエ・プラン祭で最優秀脚本賞を受賞し、フォンテヴロー修道院での展覧会のテーマにもなった。 2017年、同作品はガン財団映画特別賞を受賞した。